同友会全国大会が終わり、別府から北九州の八幡に移動しました。霧のため高速道路が通行止めというハプニングがあり、全行程100キロを高速なしで行くという久しぶりの経験をさせていただき、福岡県でまだ行ったことのなかった豊前市、行橋市などを通行し、プリウスの燃費が過去最高を記録する中、無事に北九州市に着くことができました。3時間近くかかりましたね。講演が茂木健一郎さんということもあり、会場周辺には入りきれないお客様の車で渋滞になり、開演を10分遅らせるほどの大盛況でした。写真は日創研北九州研究会の田中裕弓会長です。会長挨拶はすごく立派な挨拶でオーラさえ感じるほどでした。
ヒダカ、茂木さんをできるだけ近くで見て、写真におさめようとしたのですが、写真撮影は禁止ということでちょっとがっかりです。
茂木さんのイメージはテレビと違っててとてもアグレッシブな感じがしました。テレビでは制約があるのでしょうね。歯に衣着せないけど、話しぶりはとてもさわやかで少々早口な語りがとてもよかったです。私は最前列のど真ん中でひたすら話を聴きながら、ipadに向き合い、実況ツイッターしておりました。
印象に残った言葉はたくさんありますが、「弱点の近くに長所がある。我々が持っている劣等感が長所になりうる。長所と短所は裏返し。茂木さんも落ち着きがなく、多動症という短所がある。だからいろんなことが同時にできる長所がある。」と自分の短所を自分で見て、やれない、できない思考で動こうとしない、我々や今の日本そのものに警鐘を与えていました。
「この世は誰もがチャンスがある、いわば下剋上の時代だ。脱藩せよ!」と今、龍馬伝でブームの坂本龍馬にたとえて、自分のものの見方や考え方の枠をずらしてみたり、広げたりしてみようと仰っていました。
私もこの講演会に備えて、前日の晩に別府のホテルで茂木さんの新刊本「龍馬脳のすすめ」を読破して参加しましたので、茂木さんの言いたいことがよくわかりました。詳しくは、茂木さんのブログ「クオリア日記」をご覧ください。http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/07/post-aa80.html
同友会全国大会といい、この茂木さんの講演会と言い、この2日間は「自分をもっと試してみろ!」と言われ続けられたような気がする2日間だったような感じがします。また内観する日々が続きます。
今日からいよいよ博多祇園山笠が動き出します。博多の男を実感する期間です。自分のアイデンティティを感じる期間でもあります。