お元気様です。工事課の方以外の社員さんは日報を毎日書いてくれてくれます。日報を読むと社員のみなさんの毎日の仕事ぶりがよくわかります。
我々の思考はすべて言葉を使います。ですので一人ひとりの言葉の使い方はその人の思考そのものを表しています。これは実は隠しようがありません。言葉の使い方でその人の思考パターンは分かってしまうと脳科学理論で学びました。なるほどなぁ~と感じます。
ですので、言葉をたくさん知っている、持っている人は思考が豊かになります。またその使い方のパターンをいくつも知っている人はますます豊かになります。また言葉の使い方が良くなるとその人の行動も良くなります。だから言葉を学ぶことはとても大切なのです。と教えていただきました。またまたなるほどです。
昔から、学びの基本は「読み書きそろばん」と言っていますが、本を読むこと、字を書くこと、計算すること、さらに人前で話すことはその人の考え方の領域を広げる意味でもとても大切なことだと私は思いますが、みなさんはいかがでしょうか。
さて、毎日の日報にはお客様から褒められたことも、クレームや気まずい思いをさせてしまったことも誠実に書かれています。褒められたことはそのまま受け止めて、ありがたいと感じるのですが、クレームやクレームの元になるような行動はその問題の対処だけでは会社や個人にとっての成長はありません。なぜを繰り返し、原因を深めて、その問題が起こらない努力を我々に求められると感じています。
そういう意味で彼らの日報の報告を見てみますと、問題に対処していますが、問題を解決しているまでにはなかなか至っていません。その場をしのいでいるだけで、また同じ問題を繰り返すような気がします。 問題の基を絶たないと何度も同じ問題を繰り返しますし、プロではありません。
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問題についてお話します。
問題とは、「理想と現実のギャップ」のことです。
問題を感じるということは、その人が「こうしたい、ああしたい」という理想と「実際に起きている」現象と比較して感じる「理想と現実の違い」のことです。
問題はない方がいいとは限りません。
「問題意識が高い人」=理想が高い人とも言えるのです。逆に言うと、常日頃あまり問題を感じずに仕事をしている人は、理想があまり高くない人とも言えるのかもしれません。問題を解決すると、次の問題が目の前に浮かんだ人は、自分がステップアップしている証拠とも言えるでしょう。
同じ問題を繰り返し起こしている人は、問題が起きている真の原因(真因)に関心を寄せていない人かもしれません。
キューハイテックは「プロ集団」を目指していきます。