上海にてハウスウエディングを展開している稲田社長の取り組みとして、日本流のおもてなしのサービスや組織の在り方、チームワークやリーダーシップの取り方を学ぶために現地スタッフの人財育成セミナーを日本からコミュニケーションエナジーの湯ノ口弘二さんを講師にお招きして5か月間にわたり学んでこられました。その最終講を特別にオブザーバー参加させていただきました。湯ノ口講師の言葉を稲田社長が中国語に通訳しながら伝えていきました。私は湯ノ口さんの講義を日本で学んでいますので、中国のスタッフの人たちにおもてなしの心やチームワークをどのようにお伝えするのだろうととても関心がありました。現地に行って感じたのが、日本と同じようにやっているということでした。人種はまったく関係ありません。中国国内はまだまだサービスという概念が浸透していませんが、サービスを志そうという人たちも確実に増えているなという実感がしました。彼はとてもまじめでそしてエネルギーが高いです。発表なども率先して自らやろうとします。湯ノ口講師と通訳の稲田社長
この動画のようにみんなが我先に行動を起こそうとします。またこの練習風景でもみんな楽しそうに打ち合わせをしています。日本の研修ではなかなか見られない風景です。発表の練習をしている社員さんたち
この動画では、研修が終わっての振り返りと感想を各グループリーダーが発表しています。だれもがまだ言い足りないというような感じで発言します。研修終了後のリーダーの発表
きっと中国も今はハード先行でソフトが追い付いていない、サービスという概念がまだ少ない世界ですが、今より、10年後、10年後より20年後というように確実にその芽が育ち成長していくと私は感じました。なかなか体験できないことをさせていただきました、稲田社長夫妻、湯ノ口講師に感謝です。ありがとうございました。
それにしても中国上海はエネルギーに満ち溢れた街でした。行くたびに超高層ビルが増えています。街の活気も残念ながら福岡とは比べ物になりません。ここには、日本にない自由があるなと感じました。どちらが社会主義なのかわからなくなるほどです。しゃべる声、車のクラクション、全てが自己主張していきます。人の強さを感じさせる街です、上海は。