5月30日に5月度「理念と経営」社内勉強会を開催しました。今回はゲスト参加者が7名でした。今回の設問もしっかりと考えることができる質問でしたが、「あきらめなければ失敗は無い、あなたがちょっと冒険できることは何ですか」「あなたの業界の常識をあえて覆して考えて、そのことでどんなことができますか」というような5つの設問でみなさんディスカッションしてもらいました。
人の意見を肯定的に受け止めることが、この勉強会のルールです。発表した方に拍手をして、肯定的な意見で返してあげる。このキャッチボールの繰り返しがだんだんと会の雰囲気を良くしてくれます。
あらかじめ提出していただいた社員さんのコメントを読んで大変勉強になります。人はそれぞれ見方が違います。視野の広さがそのまま思考の枠の大きさにつながります。我々は自分の視野以上のものを見ることはできません。ですから常日頃から考えたり、思い悩んだりして、我々の懐を広くし、人間力を高めることは、仕事力の向上の観点からでもとても大切なことだな、と改めて感じます。
業界の枠を超えて考えてみようという設問ですが、枠の中でしか考えることができず、改善提案のようなコメントもあれば、違う業界への進出を考えるようなコメントもあります。 一生懸命考えたこと、考えることを途中で止めてしまったこと、全て言霊として文章に現れてくるから大変面白いです。
人の意見を妨げず、発表したら拍手で承認してあげることは、人間の本質として「人から認められたい」という欲求を満たし、次の未来への思考を広げてくれます。仕事の上では、常に問題点の解決という、どちらかというとマイナス面に焦点を当てることが多いのですが、そればかりでは、本当によい仕事にはつながらないと感じます。
今回もサンエイ企画さんの西新店から6名参加されました。サンエイ企画さんも社内勉強会を毎月されておられる素晴らしい会社です。弊社の社内勉強会に参加され、自社の問題点にも気づかれておられましたが、あえて良いところを見直してみるという観点で、自社の勉強会の良さを発表してもらいました。とてもいい発表でした。
今回は西部ガスより藤本様をゲストにお招きしました。正直言って、仕事上の関係の方をゲストにお招きするのは、大変勇気が要ります。社長のチャレンジ精神が試されているなぁ~といつも感じます。でもいろんな方と一緒に勉強するのはお互い学びあえると感じています。
今回も動画をアップしました。ご覧ください。社内勉強会の様子