本日10時より、全日本マネジメントコーチング協会九州ブロックの秋季勉強会を開催しました。総勢47名の参加をいただき、みなさんと一緒に熱心に学ぶことができました。
今回は、マネジメントコーチングを学び続け、社内での社風改善に活用しているベテランの参加者と一緒に、現在受講生として学んでいる現役生やこれから学んでみようと考えている、またはコーチングというものに初めて触れましたという方々も一緒になって勉強するということで、湯ノ口専務理事も大変だったと思います。勉強会の様子はここをクリックして下さい
前半は、マネジメントコーチングの意義として、「未来を現実化させる」ということから、なぜ今改めてコーチングを我々は学ばないといけないのかをテーマに、今まで学んできたことのおさらいをしました。
おさらいと言いましても、何度聴いても、その都度なるほどと思うことばかりで、毎回新鮮です。
「無意識の意識化」
自分で自分を変えるには、今の自分に気づき、意識的に変えること。今の自分とは、不幸な方向へ導こうとする自分自身の否定的なものの見方、考え方をしている自分であり、そんな自分との自己対峙が意識的に生きるということ。
「我々は過去の延長線上でしか物事を見ることができない」
我々はものごとを見る時に、我々は無意識に、体験した過去の自分の歴史の延長線上に立った自分の目から物事を見ようとする。過去の体験から外れたことは、一見、無駄のようにも見える事もあるが、実は決して無駄な事ではない。
「備えあれば憂いなし」と言う。災害はやってきた時はまさかと誰もが思う。そしてその危機に備えたあらゆる準備をする事はとても大切な事だが、しばしば、備えをすることの中には、我々の過去の経験上にはないことも求められる。そのことを我々は無駄と感じ、「すぐには起きないだろう」と備えを後回しにしてしまうことがしばしばある。
仕事に置き換えてみると、自分にとって重要なこと、かつ、緊急なことばかりに目がいきがちで、緊急でなく、かつ、重要なことはつい後回しにしてしまう。しかし緊急ではないが、重要なことをすぐにやろうと頑張ってチャレンジすることこそが、明日の顧客を創るのではないだろうか。具体的に言うと、人財育成をすること、自分自身が学ぶこと、経営計画を立てること、社風改善に力を入れることがそれである。などを改めて教えていただきました。
また、足らざる自分に気づくこと、「自己認識」、そして、何のためにこの事に自分は頑張っているのか、「自己理解」、そして、他人の存在を認めること「他者理解」、できていない自分自身に向き合って、自ら解決の道へチャレンジすること「自己対決」のプロセスを改めて学んでいきました。
講義後半は、NLPのニューロロジカルレベルのトライアングルシートを用いて、実際にコーチングセッションの実習を行いました。インプットしたことをアウトプットしてみるという実践体験です。
最後に全員で記念撮影をしました。今回参加のみなさんと一緒に学べてとてもよかったです。
PS:勉強会に先立ちまして、昨日、全日本マネジメントコーチング協会 認定コーチ試験に九州ブロックからお二人受験されました。 今回は筆記試験で、11月に実技試験を大阪にて行われます。勇気あるお二人に拍手です。