27日に今年最後の「理念と経営」社内勉強会を開催しました。今回は師走の慌ただしい中、工事部門の社員さんたちも参加してもらいました。忙しい中やりくりするのは、本当に大変なことだと思います。いつもありがとうございます。開始前のハイタッチ
しかしながら、そこを段取りをつけて参加することにこの社内勉強会の意義があります。
我々は急ぎであり、かつ重要な仕事に目が奪われがちです。もちろん急いているのは全てお客様であり、我々はお客様のご期待に応える必要があります。井本さんの勉強会の様子
ところが、急ぎ=お客様の要望ということだけに囚われていると、会社として、組織として本当に大切なこと、「急いではいないが、とても重要なこと」をいつも後回しにする社風が出来上がってしまいます。
「急ぎ」の仕事はお客様の要望ですので、重要な仕事には違いありません。しかし急ぎを理由にそれを優先し続けた場合、だんだんと自分で考える事をやらなくなってきます。急ぎの仕事がなくなったときに自分で考える事をしなくなり、指示命令がないと動けないようになっています。
そのことを感じて欲しいので、あえて今回は工事に携わっている人達に焦点を当てて、社内勉強会に参加してもらいました。今回のグループリーダー
今回は社内勉強会の後に予め編成したプロジェクトチームによる社内表彰式を行いました。いろんな賞をつくり、お互いを讃え合おうという試みです。忙しくなればなるほど、我々の意識は内向きになります。その意識を外に向けるためにも、お互いを認め合うことがとても大切です。
より良くしていく行動に焦点を当て、それを周りが認めてあげることがやりがいに繋がり、明日への糧になります。
毎月、本を読み、設問表を書くことは大変なことだと思います。その「急ぎではないが重要なこと」をやり続けることが成長につながるものと信じています。