ちょっと古くなりましたが、9月6日にマーサジャパン株式会社代表取締役の古森剛氏による「グローバル人材育成」についての勉強会に参加しました。これは九州大学ビジネススクールの児玉都さんが以前勤務されていたコンサルタント会社の上司の古森剛氏にお願いして、主に英語の勉強の仕方を中心にご講義をいただきました。写真の横顔の女性が児玉さんです。
古森さんの語り口は非常に落ち着いた感じで、しかも優しさを感じるし、論理的な展開が見事な話し方で、こんな風に話ができたらいいなぁという感じの話し方です。
個性を活かすことがグローバル人材で大切なことです。写真は日本人のいいところを書き出しています。改めて控えめなところは短所と考えがちですが、日本人の良さをどう活かすかという視点が大切です。
英語をうまく話せるようになるには、まず日本語うまく話せるようになることが大切です。という当たり前のようなことをまず最初にお話されました。
「そりゃ、そうだよな」改めて感じさせる言葉でした。
人前でしゃべることが苦手な人は、日本語でも英語でも苦手なはずですし、人間が好きでない人とは会話が続きません。言葉の問題より、気構えの問題を最初に取り上げたことが新鮮でした。
次には、やはり「語彙力」ですね。私も英語の単語の数が大切だなとつくづく思います。知らない単語は何度聞いても聞こえません。覚える能力が衰えている人間には大問題です(笑)
最後は、カッコつけてしゃべろうということです。日本人だから日本語っぽい英語でOKという言葉を時折聞きますが、そうではなくて、ネイティブのかっこ良さを練習してマネすれば、そういう話し方になるということです。
他にもたくさん教えていただきましたが、最後は、「まず始めること」が大事だということです。始めることが続けることにつながりますが、始めないとゼロはいつまでたってもゼロです。
私はグローバル化した社会に突入し、日本人の語学力向上は国策で、国を挙げて教育システムを構築しないといけないと思っています。
そのためには、勉強は若いものだけに任せるのではなく、社会人から取り組むことが大切だと思います。大手企業の英語公用語化は私は賛成です。だれかが先頭に立ってムーブメントを起こしていくことがとても大切です。本当は行政が動かないといけないことを一企業がやっているのです。
グローバル化はどんどん進んでいきます。道具としての英語を私も是非マスターしたいと思います。
と思って、早速TOEIC集中講座を受講しました。(笑)
朝から晩まで英語の問題漬けになりました。そして日程の関係で上級クラスに参加しましたが、とんでもないレベルが高い学生ばかりで、泣きそうになりました。
英語マスターの道は遠いですが、頑張ります!