我が社は長年工事会社として携わってきたせいでしょうか、目標を持つということに対しての意識の向け方がなかなか出来ずにいます。もちろん他の工事を主体としている企業様はしっかりと目標に向かって頑張っていることと思います。 しかしながら我々は『目の前の仕事をやり遂げる』ということには執念を燃やして頑張ってくれるのですが、計画の上での目標と言う観点がまだまだ薄いように感じます。
そこで、このようなパズルをやってみました。4グループに分かれてA・Bグループ、C・Dグループで2種類の異なったパズルをやってもらいました。
片方はスプレーで真っ白に塗ったパズル、もう一方は図柄が入ったパズルです。用意ドンでどちらが先に完成させるか競争です。
結果は図柄が入っていた2つのグループが早く、真っ白のグループが遅い結果がでました。
なぜ図柄が入っている方が早く、真っ白の方が遅かったかをディスカッションしてもらいました。出てきた意見は「図柄をイメージしながら作れた方が早く、何もないほうは絵がないのでわかりずらい」でした。我々はゴールをイメージすると結果を早く作り出すことができますが、ゴールが不明確だとどの方向に行けばいいのかよくわかりません。目標を立てるということは「ゴールを決める」ということであり、目標を決めた方が行きたい方向へ早く行けるということをパズルを通じて学ぶことができました。