10月は秋のお祭りシーズンというわけでもないですが、十日恵比須神社の研修会で伊勢神宮と多賀大社へ参拝しました。私自身伊勢神宮参拝は初めてでしたので、やっとここにこれたなという感じでした。まずは外宮に行く前に、古来は二見興玉神社がある二見浦で禊(みそぎ/川や海、滝の水で身を清めること)を行ってから伊勢神宮へ向かうのが正しい参拝方法とされていましたので、まずそこからスタートです。
次に外宮です。豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀り申し上げる豊受大神宮は、内宮(ないくう)に対して外宮(げくう)とも申し上げます。内宮と同じく、正宮と呼ばれますように、建物やお祭りはほとんど内宮と同様ですが、両宮は決して並列されるものではなく、あくまで内宮が神宮の中心なのです。
次の日にいよいよ内宮へ参拝です。
皇大神宮(こうたいじんぐう)は通称「内宮」とも申し上げ、神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座しています。
ご祭神は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)。このご神名はお祭りに際して神前で畏まって称え申し上げる最高のご名称で常には皇大御神や天照大御神と申し上げています。
五十鈴川です。まずはここで手を洗います。御手洗場ですが、なんだか静けさがおもむきを感じます。
撮影禁止区域ばかりなので、あまり写真が撮れませんでしたが、神楽殿で神楽を拝観しました。生演奏と舞はいにしえの日本を感じさせるものがありました。
式年遷宮で20年おきに立て替えられる建物は全てが新しく、従来の古さを感じる木造建築ではなく、常に新しさを感じながらも趣ある雰囲気を創っているところがこの伊勢神宮独特のものがあります。
参拝の様子をこそーっと撮ってもらいました。
内宮の境内の外には、赤福があります。おかげ通りなど、お土産屋さんや食べ物屋さんが古い町屋のたたずまいを残しながら一大アミューズメントストリートを創っています。赤福はその通りの中心部と伊勢神宮脇に2つお店があります。
赤福ぜんざいにチャレンジしましたが、赤福の味たっぷりの甘さ控えめタイプでした。
さらに翌日には、滋賀県の多賀大社にお参りに伺いました。
多賀という神社や地名のルーツは全てここからきています。これも由緒ある神社の一つで、豊臣秀吉がよく参拝したという神社でもあります。
最後に参加メンバーのみなさんとの記念撮影です。