1の続きです。
今回はほとんど個人ツアーに近かったので、企業訪問は初日金曜日に集中させ、土日は基本的にお休みなので、できるだけミャンマーの庶民の生活に近いものを体験したいというリクエストをチョーさんに出していました。早朝から夜まで徹底的にヤンゴンをしゃぶり倒したという感じですね。まずは朝7時から朝市に出かけました。
その前にホテルの案内です。タマダホテルというホテルは、結構古いホテルですが、イギリスの植民地だったせいか作りがイギリスっぽく、こぎれいな部屋でした。
掃除はきちんとしてありました。ただ全て古い。(笑)
窓からは、ヤンゴン中央駅が見えますが、この時は駅にこんなに近いところにホテルがあるとは全く気がつきませんでした。
ホテルの朝食はアメリカンタイプとアジアンタイプがありますが、ちょっと、ん?って感じがしました。
なんとバターの容器がみそ汁のお椀のふたでした(笑)ちょうどいいわと思ったんでしょうね。ホテルの朝食です。素晴らしい!
さて、腹ごしらえが終わった後、朝7時から朝市に歩いて出かけました。これができるからロケーションが素晴らしいんです。
ガイドのチョーさん曰く、「日本人はトライしてはダメです。絶対おなかに来ます。」とのこと。いやぁ〜昭和40年代前半からもっと前の世界に来た感じです。私もうっすらと子供の頃に見た市場の世界のようでした。まだスーパーマーケットが出来始めた時代にタイムスリップしたような感じがしました。
つぎに行ったのは、ヤンゴン最大の観光スポットかつ現地の人々のソウルフルスポットのシェアタゴンパゴダです。これは何度行っても素晴らしいです。観光地らしいところに行ったのは、ここくらいでしょうね。
ミャンマーは敬虔な仏教徒の国です。たくさんのお坊さんがいます。その中でもピンクの衣装は尼さんです。ちゃんと許可を得て一緒に写真を撮らせていただきました。
続いて行ったのは、僧院です。寄付で成り立っている僧院ですが、たくさんのお坊さんがここで修行をします。そのほとんどが孤児らしいです。孤児で都会でホームレス同様に暮らすよりも、僧院でお坊さんの修行をしながら生活をしていくような一種の相互扶助の社会システムになっているようです。ただやはり質素というよりも貧しいという感じです。
托鉢前の準備です。ここにお坊さんが集まってきます。
午前11時の合図に従って、こうして一列に並んで托鉢会場へ入って行きます。
托鉢(たくはつ)とは、仏教を含む古代インド宗教の出家者の修行形態の1つで、信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞い、信者に功徳を積ませる修行のことです。ここでは僧院なので、全員で集まって食事をとります。
長くなりましたので、パート3をお楽しみに。