さて、午後からいよいよ私の英語プレゼンテーションの時間です。
訪問先は、マレーシア工科大学の中にある、マレーシア日本工科院(MJIIT)という日本との合弁で作った大学で、日本からもたくさんの教授のみなさんが来ています。日本からの博士課程の留学生の方もおられました。とここで初めて知りました(笑)
というのも、どんな方がワークショップに参加されるのか事前に伺っていませんでしたので、発表テーマを考えるのに聴衆を想定して作ってきたのですが、見事に裏切られました。
参加者のみなさんは、普通のマレーシアの大学生と思い込んでいましたが、フタを開けてみると大学院生でしかも留学生も多かった。
さらに日本から来ている方もたくさんおられ、やっちまったよ〜って感じ。「このネタは彼らには稚拙すぎる」と思うもこのネタしか喋れないし準備もしていないのでやるしかない。
場の雰囲気が重苦しかったので、アイスブレークのハイタッチ!をここでやりました!みんなで「イエ〜ぃ!」と。
不発。。。(苦笑)
真のアカデミックな人には通じないのか。。。それでもみなさんちゃんとやってくれました。ありがとうございました。
画像をちょっと順番を変えたら大げさに見えるだけです。
ずいぶん練習してきたつもりですが、まだ原稿を見ないと出来ないレベル。。15分間があっと言う間に終わりました。
こんな感じで我が社の外部環境と成長戦略についてお話しました。ははは。。
次に日本から増本さんです。彼のプレゼンは素晴らしかった。原稿も何も見ずに自分の考えをうまく伝えていました。もちろん他の日本のみなさんも原稿なんかだれも見ていなかったけど。。
彼はソーシャルメディアによるマーケティングのスペシャリストです。人柄も大変良く、わかりやすく伝える能力にたけています。
日本から持って行きました博多人形をしっかりお渡しして交流を深めることが出来ました。
「場数を増やす」→ 「馬鹿’sを増やす」
プレゼンの話はツアーの話が決まってから依頼されて、躊躇せずにお引き受けしました。
うまく出来ないのは承知の上、大恥かくことも承知の上です。
それでも、「やる気」ファイティングポーズを見せること、チャレンジする姿勢を見せることが大事だと思ったからです。
恥ずかしがっては、劣等感に支配されっぱなしでは、何も前に進みません。場数を増やすことは、バカになる回数を増やすことでもあります。
社員さんも現実の仕事に毎日毎日向き合っているのだから、私も向き合わないといけません。レジャーで海外に行っているわけではないのです。自分の中では、英語の実力も徐々に上がってきている実感があります。劣等感も有りますが、努力で克服します。
日本は国際化の波に飲まれて沈没するかもしれません。社会システムを俯瞰してみてみますと、あまりに「鎖国的」な制度ばかりで、本気で国際化したいのか疑いたくなります。
また、若い人たちだけ国際化に直面させて、「若いもんがやれ!」と自分たちは「やり終えた」感のあるオジちゃんにもなりたくありません。若い人たちと一緒に向き合っていきたい。そういう気持ちで英語を勉強しようと思っています。
今回は挫折感がありましたが、少しの充実感も持っています。周りの人達もすごく優秀な人達ばかりで、この中にいられることがとてもラッキーです。
いい経験をさせていただきました。