6月1日に棒洗い神事を行った後は、いろいろ今後の日程の打ち合わせや確認事項などのミーティングを行います。
我々の担当する八番山笠上川端通は、博多の街を彩るデコレーション専用のたくさんの飾り山笠の中でも唯一「走る飾り山笠」として7月12日・15日に櫛田入りするので、県庁や市役所、九州大学や専門学校の学生さんなど様々な団体のみなさんのおちからをお借りして動かしています。ですので、事前のミーティングが綿密に行われます。
いろいろ大事な事前の打ち合わせの中で、「山笠の舁き方」は最も大事な確認事項のうちの一つです。初めて参加される方が毎年多いのもこの八番山笠の特徴ですので、山笠の舁き方を事前に確認しておくことも必要です。ミーティングの他に2回ほど舁き方の勉強会も開催します。
さて、棒締めです。今年は6月21日に行われました。まずは博多湾の海水で洗い浄められ保管された棒6本を持ってきます。人が少ないと結構キツいです(笑)
こんな感じで持ってきます。んで一時仮置き。
次に、山笠の中心である「山台」を山大工と言われる工務店さんがトラックで持ってきます。
詳しい解説はここを見て下さい。
http://www.hakata-yamakasa.net/knowledge/artisan/structure/
ネイキッドって感じですね(笑)
この山台に棒を組み込み、太い縄で固定して行きます。その前に八番山笠の役員のみなさんから、手伝ってくれる若手のみなさんへご挨拶です。
それでは、いよいよ縄で固定していきます。棒締めの儀式です。この縄も特別仕様です。けっこう太くて長い。
伝統的な手法で縄をかけ、締めていきます。よ〜く勉強しないとわかりません。
八番山笠は毎年この儀式を必ず自分たちでやるので、手際がいいと言えばそうなのかもしれません。他の山笠では、この儀式を行う人は数年に一回の持ち回り制になっていますが、我々は毎年担当です。
棒締めの詳しい解説はここを見て下さいね。
http://www.hakata-yamakasa.net/knowledge/artisan/boujime/
3につづく