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経営者の4つの器

経営者の器以上に会社は成長・発展しません。

この言葉を先輩経営者に教えていただき、10数年経過しました。最近しみじみ感じます。
では経営者の器とは何かを改めて具体的に考えてみますと、これも年は後輩になるのですが、友人の経営者の言葉をまとめてみますと4つのポイントがわかりました。

1 0を1にする力

経営者は自ら成果を創らなくてはならない。それは今日の1を10にすることではなく、今日までなかったことものを生み出す力である。新たな市場、新たな商品、新たなサービス、新たな人財。経営者自らが挑戦し、成果を出す力こそ経営者に必要とされる力である。

2 ビジョンを指し示す力

経営者が「何のために、この会社をこの事業を行うのか?」「未来に向けて何を成そうとしているのか?」この思いの強さ、大きさは経営者のスケールを色濃く反映する。明確で力強いビジョンを、一貫性を以って持続的に指し示すことが必要とされる。

3 自分より能力の高い人々と協働する力

社員との間に先生と生徒の関係を作り出し、経営というものさしにおいて圧倒的な知識量をもって組織を統率する。このような時代はもうすでに終わっている。高度化された社会において、経営者自らが持ち得ない高い能力を尊重し、協働においてそれを発揮させる力が必要である。

4 自己開示してなおかつ人を引き付ける力

人は魅力ある人物に惹きつけられるものである。上辺や偽りの姿ではなく、自らの価値観、考え方というものをオープンにし、それでいて人を引きつけてやまない人間性こそがその人の器を表していると言える。間違ってはいけないのは、好む、好まないという次元ではなく、好きとは言えないが尊敬という感情を抱かせる謙虚さが大切である。

というものです。

「会社は経営者の器以上に大きくならない」「組織の成果はリーダーで決まる」これらの言葉が希望の言葉と感じるか、絶望の言葉と感じるかは人それぞれですが、今の器が未来永劫変わらないという訳でもないので、あくまでも自分への戒めとしておきたいと思います。

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