日本・ミャンマー政府が官民一体となって開発を進める「ミャンマー・ティラワ経済特区(SEZ)」ジェトロが日本企業に対して積極的に誘致活動を展開している工業団地です。
ティラワはヤンゴンから南東に20キロの場所にあり、近くにはエネルギーの備蓄基地やヤンゴン川に面した大規模な港があります。上下水道・電気・ガスなどのインフラが整えつつあり、総面積は東京ドーム500個分、2400haあります。2014年に完成し、同年5月に販売開始しています。現在、工場の建設やインフラ整備が急ピッチに行われています。
法人税が5年間免税され、建設に関わる資材や製造設備の輸入関税なども免税、土地のリース期間は最大70年と企業誘致に有利な条件を挙げています。
日本政府・外務省肝いりの事業ですが、ティラワ地区自体が未開発で、周りには建物も、まだほとんど何もない状況で、工場だけでなく生活インフラを整えることも必要ではないかと感じています。
我々は、このティラワ近郊の建売住宅の分譲地へ出かけました。戸建て住宅が20棟ほどすでに建っていました。共同購入してティラワで活躍される技術者向けの住居の提供事業を出来ないかと模索しています。
正直言って、建物のクオリティは日本と比較してはいけません。全てのプロダクトは日本の品質が優っているので、値段の割には品質が劣るのは東南アジアの国の製品は全てそうです。
経済発展にしたがって、徐々にクオリティも上がってくるでしょう。そう言う意味では、前回のスーパーホテルのソフトとハードのクオリティの高さに改めて驚きです。