23日24日の1泊2日で開催された中小企業家同友会の役員研修大学に参加して参りました。 この研修は同友会理念である1)3つの目的(よい会社をつくろう、よい経営者になろう、よい経営環境をつくろう)をめざす。2)自主・民主・連帯の精神。3)地域と共に歩む中小企業をめざすということを改めて学び、理念の大切さを学ぶと同時に、経営指針(経営理念・経営方針・経営計画)づくりを積極的に展開し、中小企業の経営者としてあるべき姿を役員が中心となって伝えていくための勉強会でした。写真は2日目の食堂から写した日の出の写真です。ホテルはグランディア大宰府でした。元の国民年金宿舎でルートインが買い取り民営化されています。とてもリーズナブルな施設で温泉があり、ちょっとした会合におすすめです。福岡県中小企業家同友会は福岡県内2000社の中小企業の異業種交流団体です。今回は30名余りの経営者が福岡県内16支部から集まり熱心に学ばれておられました。 同友会理念を歴史的見地から学んだ第1講、実際の経営体験から同友会理念を自社に落とし込み、理念と戦略をしっかり学び実践している体験報告の第2講、そして同友会ビジョンを通して「あるべき姿」を語る第3講の3部構成で行われました。写真は田主丸の若竹屋酒造場を経営している林田浩暢社長の体験報告を行っている様子です。報告を聴いて印象に残っている言葉は「知行合一」 どんなに知識を身につけてもやらなかったら何の役にも立たない。ということです。また彼はこう言いました。「自己変革しようと本当に思っていない人に自己変革の材料を与えても全く役に立ちません」 この二つの言葉は特に印象に残りました。