昨日は経営研究会の経営理念委員会に参加してまいりました。今回は福岡市博多区麦野にあります、株式会社ツツミさんの事務所で開催され、代表取締役の堤さんの経営発表を中心に行われました。ツツミさんは戸建て住宅を中心として塗装リフォームを展開されておられます。大手ハウスメーカーさんのリフォーム部や訪問販売によるリフォーム展開などとは一線を画した「塗装職人」の手による住宅の塗り替え工事を強みにしておられます。「職人による直接施工」というこだわりが自社の強みになるんだということに気づき、地道な営業活動を展開され、少しずつでも着実な営業展開を図っておられます。自分も社長ではなく親方として職人の心をお客様に伝えることが大手には負けないお客様の心をひきつけている秘訣だと教えていただきました。塗装の材料や値段ではなく、職人の心を伝えるところがツツミさんの強みだなと改めて感じました。聴いていて「なるほど~」と感じさせることもたくさんありました。ポスティングはいかにも塗り替えの必要外壁の汚れた年数の経った家より、少し小ぎれいで庭などの手入れもしっかりしたところの方が受注の確率は高い。なぜなら汚いところはきれいにしたいと思っていない、小ぎれいにしているところはいつもきれいにしておきたいと思っているということを実際に自分で足でポスティングしてみてわかったと教えていただきました。非常に実践に基づいたお話に参加した全員がなるほど~と感心しきりに聴いていました。